« 佐波理柄香炉 その2 | メイン | 現在の山野草の庭。 »
2008年12月27日
響銅柄香炉 その1

響銅 鵲尾形柄香炉
唐時代
佐波理の柄香炉です。
佐波理とは銅と錫の合金です。
たたくと響きがよいので、響銅とも呼ばれます。
画像の柄香炉は白銅の配合が多かったようで白色が目立ちます。
緑青・土錆をクリーニングしたところからわずかに見える地金の色は金
色です。
柄香炉は六朝より製作が始まり、日本の物では東博・法隆寺館の真
鍮製の鵲尾形柄香炉が有名ですね。
鵲尾・ジャクビとは、柄の末端が 鵲・カササギ の尾に似ていることか
らそうよばれます。
鋳造後に轆轤で仕上げ・・・かしめ によって・・・炉の形は・・・如意・・・
難しい事を書くのはやめます。
和泉市久保惣記念美術館 「中国の響銅」 の図録解説がとても解り
やすいのでご参照下さい。
もの そのものはもちろん好きなのですが、
さはり じゃくび えごーろ
と云う言葉の響きも美しい。
白雨文庫拝
突然だが・・・
(毎回だが)
さはり おーじびん も欲しい。
何年も前から欲しいのだが、なかなか縁がない。
近年見たものでは、やはり唐時代のいかにも佐波理らしい真っ黒なもの
で、底に大きな穴があいている。値段を聞くと・・・高い。
今思えばけっして高くはない。後悔しきりだが、高いと思ってしまった・・・
ちょっとちっちゃかったし・・・
王子瓶 おーじびん とブツブツ云っているのを骨董屋さんが聞きつけて、
「うちにある。」との事。
詳しく聞くと時代は六朝。コンデション良好の由。
「買う。買います。」と意気込んだが、頸に凹線が刻まれている、千段巻
きとの事。これは好きではないのでパス。
ずっと前だが、天平の王子瓶を見せてもらった事がある。
こんなの買えたらシンデモイイと思った。
投稿者 sansyuyu : 2008年12月27日 14:29
コメント
白雨文庫 様
こんばんは。さすが、すばらしいものをお持ちですね。(いいなあ、、、。)唐代の器物、もっていません。以前、どこかのお店(勿論、超一流店です。)の商品紹介にでていた金銀球形薫香炉がほしいです。(そんなのムリですが。)考えてみると、中国の銅製器物といえば唐代の海獣葡萄鏡と古銅印、清代の透彫五爪龍バックルくらいなものです。
しかしながら、(ほとんど負け惜しみですが)やっぱり木彫の残欠が好きです。
今年の買い物を振り返ると、ほとんど古筆か仏教美術でした。(特に仏教美術です、、、。)藤原の蓮弁から始まって鎌倉時代の三叉戟の残欠、室生寺の籾塔、智積寺の泥塔、平安の毘沙門天、金峯山出土の平安の雲版、、、。病気です、、、。物欲と煩悩、、、。今年は除夜の鐘で払うことなく台湾へ骨董を買いに、、いったい来年はどんな年になるのでしょう、、、。
たかぽん 拝
投稿者 たかぽん : 2008年12月28日 22:28
たかぽん様。こんにちは。
ご返信が遅くなり大変失礼いたしました。
柄香炉。
いいでしょ。
欲を云えば六朝のものを欲しいのですが・・・
でも火炉が常の唐のものより開いており、
初唐と云っていいと思います。
木彫の残欠。
あの仏手欲しかったですな・・・
ツバつけておけばよかったです。。
台湾。お気を付けて。
よいお年になりますよう、祈念申し上げ
ます。
白雨文庫拝
投稿者 白雨文庫 : 2008年12月31日 13:49
白雨文庫さま
あけましておめでとうございます。
今年も楽しみに楽しみに拝見させていただきます。
さはり じゃくび えご~ろ 言葉の響きが素敵ですね・・
ちょっと たたいてみたい・・
胸に染み入るような音がするのでしょうか・・
目を閉じ音が消えるまで・・何分くらいかかるのでしょう・・
柄香炉なのでたたくものではないので・・たたいては いけないかな・・重くないですか・・
今年も楽しみにしていますので どうかお体に気をつけて
おすごしください。
投稿者 はな : 2009年01月05日 18:24
はな様。こんにちは。
休みの為、upが大変遅くなり申し訳ござい
ません。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
大変ご無沙汰いたしておりました。
お具合でも・・・
と案じておりました。
えご~ろ
実は・・・
追加画像 その5 を仔細にご覧いただくと
おわかりのように、火炉に亀裂があります。
よって、恐くてたたけません。
ホントはたたいてみたいのですが・・・
火炉は轆轤引きで薄作ですが、柄は鋳造の
後バリなどを取る整形だけですので、適度な
重さがあります。
はな様によろこんでいただける物を頑張って
upします。
今年は善財童子を特別に掲載しましたので、
来春(遠いですね・・・)大江切をupいたしま
す。お楽しみに。
(ちゃんとカメラマンさんに撮ってもらいます。)
そちらは初雪の由、お風邪などめしませんよ
うに。
白雨文庫拝
投稿者 白雨文庫 : 2009年01月09日 13:51