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2006年07月07日

ライブラリーに小津作品あり^^10本かな?

昨晩、久しぶりに小津の「晩春」を観た。

何年か前の 小津生誕100年 以来はまってる。
それまでは、日本の古い映画なんて。と、1本も観た事がなかった。

設定上、笠さんは骨董好きのようである。
目を引くのは、長押の上等に飾ってあるコロタイプの写真。
旧山田寺仏頭・聖林寺十一面観音・東大寺金剛力士。
書斎には誕生仏。これが、通常の右手をあげているんじゃなしに、左手を
あげてる。頭の大きさと体型から、どうも明時代の物に見えるのだが如何
であろう。(あまりスジの良い骨董好きじゃなさそうだ・・・)
他にはよくわからない仏像3体。仏像が飾ってある違い棚には、18世紀
の李朝染付け瓶(牡丹文か?19世紀じゃないのは、肩の張りから類推)。
どうもライトでテラテラ☆してて、良くないように見える。わかんない。
ちらっ と、映るのが19世紀の李朝染付け牡丹文壺。30㌢はありそうだ。
これは物は良い。(まったく欲しくないけど・・・)

と、骨董ばかり見てる・・・病気だ・・・建築も見てる・・・障子の桟の数を数
えるのが癖になってる。。

でも、圧巻は 大万三郎さん(初世梅若 万三郎)の「杜若」^^
昭和前期の大名人。勿論生まれてないから観た事無い。。。
囃子には安福さんのお父さんがいて、地には若き観世寿夫がいる。

むっちりした中肉中背、猪首だがなんとも華麗。
梅若流(当時は。後に観世流に復帰)特有の高音域の謡。
序の舞 太鼓前で、 上ゲ扇 

           植え置きし~ 昔の宿の 杜若~ ♪

ぞくぞくしちゃう。。。上手い。。。泣けてしまう。。。。。

小津が杜若を選んだのはわかる。なんで大万三郎さんなのか。
当時は名人の時代。万三郎さんの弟はこれまた大名人の六郎さん
(二世梅若 実)・観世には橋岡 久太郎さん・宝生には野口 兼資
さん・金春には金春 八条さん 桜間 弓川さん・そして喜多には、
十四世喜多 六平太さん。
ずらっと大名人である。んー 芸風を聞き及ぶにや、鬘物だと大万三
郎さんとなるのか。なるほどね。

と、映画の話でも骨董の話でもなくなった・・・
骨董買いたい。にて〆て、カテゴリーに無理矢理収める。

                                  白雨文庫拝

投稿者 sansyuyu : 2006年07月07日 08:54

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